2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

4月新連載のお知らせ

早いものでもう3月も終わろうとしています。 最近、けしからんばあやはブログをアップできていない回がとても多いわけですが、そんな彼女も埋め草としての役割を一時お休みする時がきたようです。 それは即ち、あの語り部先生が再びお戻りになられるというこ…

into darkness

このごろ都にはやるもの。よみびとしらず。 『into darkness』under the fridge! under the fridge!おびえた表情(かお)して目を伏せた 冷蔵庫の磁石たち 力無き者に情けはいらない take them into darkness!磁石 into darkness ああ、惹かれあう魂(ソウル…

小鳥

先日より私の責務に新たな儀典が加わった。 小鳥の儀*1である。 やや茶番じみた数々のルーティンをこなすことも王族の務めと心得ている。 いわゆる一つの、私はお前と違って、パイロットだけをやっているわけにはいかん、といったところであろうか。 閑話休…

自我 -ziga-

このごろ都にはやるもの。よみびとしらず。 『自我 -ziga-』そんなに悲しまないでほしい この日がくることは 当然だから そんなに心配しないでほしい いつかは通る道なんだからもういらないって 君のおてて 階段のおんり 一人でできる それが 僕の自我 それ…

継続

春の光がやわらかいではないか。 ほんの少し前まで、あんなにも風吹きすさぶ厳寒の日々であったとことを思わず忘れそうになってしまう。 我が民達は、そしてもう一つ大切な事実を忘れがちであるのではないか。 それは、この春が、私のたゆまぬ務めによって呼…

だってそれが

このごろ都にはやるもの。よみびとしらず。 『だってそれが』切り取られた空 こぼれる光 カタカタって揺れる背もたれ 悪くないよね聞こえるささやき 街のざわめき 吹き込む風が頬なぜる時 let me out, let me outどうして逃げるの? 逃げるのはあなただけ そ…

その手を

私が御幸より宮殿に帰りし折には、外界と神聖なる宮殿内の世界を分かつために、手水舎*1にて我が御手を清める儀式を執り行っている。 尽きることを知らぬ滝のごとき水流に手をかざし、俗世の塵を洗い流すのであるが、これがどうしたことであろうか、ばあやが…

スター